三尾神社
三尾神社
御祭神 伊弉諾尊
例大祭 五月二日
渡御祭 五月三日
御 由 緒
当社は太古伊弉諾尊がこの地に降臨され長等
山の地主神として鎮座されたのを創始とする
この神は常に赤・白・黒の三帯を着しその
形が三つ尾をひくのに似ているところから三
尾明神と申しあげる 貞観元年(859)
園城寺の
開祖智証大師が琴緒谷に社殿を復興さ
れ爾来朝野の篤い崇敬をうける 應永年間足
利将軍現存の本社を再興し慶長年間豊臣秀吉
も社殿を修理し社領を寄進する等広く世に崇
敬されてきた。明治九年本社を琴緒谷(上の
三尾)から現在地に遷し奉り今に至る 明治
二十二年内務省古社保存資金下賜戴明治四十三
年県社に昇格している。
御神紋 真向きの兎
三尾神社と「うさぎ」の由来
三尾明神が太古 卯の年卯の月卯の日
卯の刻 卯の方より出現されたという言い
伝えにより 昔から「うさぎ」が神様のお使
いとされている。それ故御神紋は「真向き
のうさぎ」とされ 卵年生まれの方の守り
神としてあがめられている。