天寧寺五百羅漢
天寧寺は、第十一代藩主井伊
直中が腰元の不始末を責めて
手打ちにしましたが、自分の過失であることが後に分かり
その腰元の供養のために建て
られた寺です。
五百羅漢
この石庭はお釈迦様の御教えを 羅漢様とともに静かに心に刻む
拠り所としてつくられました。 中央の大きな石はお釈迦様の身
近にあったインド仏蹟の石です。周りの十六の石は十六羅漢様を
あらわしています。白砂にはインドの仏蹟「尼連禅河」のお砂
が入っています。
お釈迦様への敬慕の念をこめて
つくられた石庭を拝し見ますと、インド仏蹟聖地巡拝の功徳があ
ります。
(作庭は斯界随一の中根金作氏)